けいたい日記

【けいたいの日記です】

NFL ルールブック 7 ボールインプレー、デッドボール、スクリメージ 7-2 デッドボール 7-2-1 デッドボールの宣言

NFLのルールブック「OFFICIAL PLAYING RULES OF THE NATIONAL FOOTBALL LEAGUE※」を理解するための翻訳。

NFL Football OperationsのHPで閲覧可能

 

7 ボールインプレー、デッドボール、スクリメージ

7-2 デッドボール

7-2-1 デッドボールの宣言

 以下の場合、審判はボールがデッドとなったことを宣言し、ダウンが終了する。

(a)ランナーが相手選手からの接触を受け、手や足以外の体の一部が地面に接触した場合。ランナーが地面に接触した時点でボールデッドとなる。手や足が地面についた状態で相手選手に捕まれていても、ランナーは前進を続けることができる。

ノート:相手選手の接触を受けた後に、ランナーの脚の足首から上の部分や腕の手首から上の部分が地面についた場合はダウンである。

(b)ランナーが掴まれたり引き止められてフォワードプログレスが終了した場合。

(c)クォーターバックがラインオブスクリメージの後ろですぐに膝をついた場合(あるいは膝をつくふりをした場合)。

ノート:クォーターバックがすぐに膝をつかず、突進してきたディフェンスの選手との接触が避けられなかった場合、ディフェンスの選手がアンネセサリーラフネスとみなされる行為をしていない限り反則ではない。

(d)ランナーが以下により自らダウンとなった場合。

(1)グラウンドに倒れるか膝をつき、すぐに前進しようとしないことが明白な場合。

(2)スライディング。ランナーがスライディングした場合、ランナーの手や足以外の部分が地面についた時点でボールデッドとなる。

ノート:

(1)ディフェンスの選手は、スライディングしているランナーをダウンバイコンタクトとなったランナーとみなして対応しなければならない。

(2)ランナーが足を出してスライディングを始めた時は、ディフェンスの選手はランナーに対する行動をやめなければならないが、ランナーへの接触が全て不正とはならない。ディフェンスの選手が接触につながる行動をはじめており、接触が避けられない場合は反則ではない。ただし、ランナーの頭や首の付近に対してヘルメットや肩や前腕から強く当たったり、アンネセサリーラフネスとみなされる行為をした場合を除く。

(3)ランナーが保護されるためには、ディフェンスの選手が接触しようとする前にスライディングを開始する必要がある。接触の直前までランナーがスライディングを始めなければ、自身を接触の危険にさらすことになる。

(e)ランナーがアウトオブバウンズに出た場合。

(f)地上のランナーが保持しているボールを相手選手が持った場合。

ノート:地上もしくは空中にいるランナーが保持しているボールを、相手選手は持ったりつかんだりすることができる。

(g)適正、不正にかかわらず、フォワードパスが失敗した場合(8-1-4参照)。

(h)適正、不正にかかわらず、キックされたボールがレシーブ側のゴールポストクロスバーに当り、フィールドゴールの得点とならなかった場合(9-4-2参照)。

(i)ルースボールがフィールド上のどこかで止まり、どの選手もそれをリカバーしようとしない場合。この場合、そのプレーを見ている審判はボールデッドの合図を出す前に一瞬待たなければならない。適正(もしくは不正)にキックされていればボールはレシーブ側のチームのものとなり、それ以外では最後に保持したチームのものとなる。ゴールラインよりも後ろでボール所有権が与えられた場合、ボールは1ヤードラインのところに置かれる。

(j)適正、不正にかかわらず、キックされたボールがキッキングチームの選手によってキャッチされたりリカバーされたりした場合。ただし、ラインの後ろから蹴られたスクリメージキック(トライキック以外)がラインより後ろでリカバーされた場合を除く。例外については9-3-2第3項を参照のこと。

(k)タッチダウン、タッチバック、セイフティ、フィールドゴール、トライが行われた場合。

(l)有効もしくは無効なフェアキャッチの合図の後に、相手チームの選手が触れていないボールを、ボールが地面につく前か後にキャッチもしくはリカバーした場合。

(m)ボールがまだインプレー状態の時に審判が誤ってホイッスルを吹いた場合。ボールは直ちにデッドとなる。

(1)選手がボールを保持していた場合、ボール所有権を持つチームはボールデッドとなった地点から次のプレーを始めるか、ダウンをやり直すかを選択できる。

(2)ファンブル、バックワードパス、不正なフォワードパスによるボールがルースボールとなっていた場合、最後にボールを保持していたチームはボール所有権を失った地点から次のプレーを始めるか、ダウンをやり直すかを選択できる。

(3)適正なフォワードパスフリーキックフェアキャッチキック、スクリメージキックによるボールがルースボールとなっていた場合、ボールはプレビアススポットに戻され、ダウンのやり直しとなる。

(4)上記のいずれかのケースにおいてどちらかのチームに反則があり、誤ってホイッスルが吹かれた時にボール所有権を持つチームがダウンのやり直しを選択しなかった場合、罰則の適用はラン、フォワードパス、キック、ファンブル、バックワードパスと同様となる。ダウンのやり直しが選択された場合は罰則は適用されないが、パーソナルファウルやアンスポーツマンライクコンダクトについてはやり直し前に罰則が適用される。ダウンがやり直される場合、ゲームクロックはスナップされた時点での残り時間まで戻され、次のスナップで動き始める。

(n)ツーミニッツウォーニング後や第4ダウンでのファンブルに関する条項に該当するプレーでファンブルした選手のチームがボールをリカバーもしくはキャッチした場合。8-7-5と8-7-6を参照のこと。

(o)ボールがアウトオブバウンズに出た場合。

(p)インプレーのルースボールがビデオボードやガイドワイヤー、スカイカム等の備品に当たった場合は直ちにボールデッドとなり、プレビアススポットからダウンのやり直しとなる。

ノート:

(1)リプレーオフィシャルには、ボールが備品に当たったという判定が無かった場合、ツーミニッツウォーニング前であってもブースレビューを実施させる権限が与えられている。ツーミニッツウォーニング前でブースレビューが行われなかった場合、ルールに基づいてチャレンジを行うことが認められている。

(2)ダウンのやり直しでは、ゲームクロックはスナップされた時点での残り時間まで戻され、次のスナップで動き始める。全ての罰則は適用されないが、パーソナルファウルやアンスポーツマンライクコンダクトについてはやり直し前に罰則が適用される。

(q)ランナーのヘルメットが完全に脱げた場合。

ノート:この場合ゲームクロックは止まり、プレークロックは40秒にセットされる。プレー後に適用される罰則は、通常のランやキック中の反則と同様となる。

 

 

NFLルールブックトップページに戻る

PVアクセスランキング にほんブログ村 にほんブログ村 その他スポーツブログ アメフトへ にほんブログ村 料理ブログ 今日作った料理へ にほんブログ村 グルメブログ 日本全国食べ歩きへ