NFLのルールブック「OFFICIAL PLAYING RULES OF THE NATIONAL FOOTBALL LEAGUE※」を理解するための翻訳。
※NFL Football OperationsのHPで閲覧可能
6 フリーキック
6-3 反則適用地点
6-3-1 プレビアススポットからの適用
フリーキック中に反則があった場合、適用地点はプレビアススポットとなり、蹴り直しとなる。しかしながら、キッキングチームの選手がキック終了前に反則し、レシーブ側のチームがダウンを通してボールを保持していた場合、レシーブ側はプレビアススポットで反則を適用して蹴り直しとするか、ボールデッドとなった地点で罰退を適用するかを選択できる。
例外：
(a)フェアキャッチの合図の後でパーソナルファウル(ブロッキング)があった場合は、その地点から反則が適用される。
(b)フェアキャッチを妨害した場合は、その地点から反則が適用される。
(c)キャッチを妨害した場合は、その地点から反則が適用される。
(d)無効なフェアキャッチの合図の反則に対しては、その地点から反則が適用される。
(e)キック中の不正なダブルチームブロックやウェッジブロックがレシーブ側のエンドゾーン以外の場所で発生した場合は、その地点から反則が適用される。
(f)フリーキックがアウトオブバウンズに出た場合については6-2-3を参照のこと。
(g)フリーキックに不正な接触があった場合については6-2-4を参照のこと。
(h)ダブルファウルに対しては通常のルールが適用される。14-5を参照のこと。
ノート：
1. デッドボールとなった地点がタッチバックとなる場合は、25ヤードラインから反則が適用される。
2. 上記(a)、(d)、(e)において、リターン側のチームのエンドゾーン内で反則が生じた場合、プレビアススポットから反則が適用される。
