NFLのルールブック「OFFICIAL PLAYING RULES OF THE NATIONAL FOOTBALL LEAGUE※」を理解するための翻訳。
※NFL Football OperationsのHPで閲覧可能
8-6 適用範囲
8-6-1 適用範囲
ボールがスナップされてから、スクリメージライン後方からパスが投げ終わるまでの間にどちらかのチームに反則があった場合、罰則はプレビアススポットから適用される。パスプレーはパスがキャッチされた瞬間に終わり、ランプレーとなる。
例外:
(a)ディフェンスによるパスインターフェアランスは反則発生地点から適用される。反則した側のチームのエンドゾーンで発生した場合は、ゴール前1ヤードラインあるいはプレビアススポットとゴールラインの中間地点のいずれかオフェンスチームに有利な方にボールが置かれる。
(b)インテンショナルグラウンディングは、ファウル発生地点でロスオブダウン、もしくはプレビアススポットから10ヤード罰退してロスオブダウンのいずれかオフェンスチームに不利な方が適用される。8-2-1の罰則を参照のこと。
(c)スクリメージライン後方から投じられたパスが成立する前にデフェンスのパーソナルファウルやアンスポーツマンライクコンダクトがあった場合、罰則はプレビアススポットかボールデッドとなった地点のどちらかオフェンスに有利な方から適用される。プレーの結果得点となった場合は、キックオフもしくはトライの時に適用される。パスを投じたチームが反則を受け、パスが成功した後にボールを失った場合、パスを投じたチームはボールを保持し、プレビアススポットから罰則が適用される。
(d)スクリメージライン後方から投じられたパスがインターセプトされる前にオフェンスのパーソナルファウルやアンスポーツマンライクコンダクトがあった場合、ボールデッドとなった地点から罰則が適用される。インターセプトしたチームがボールを失った場合、インターセプトしたチームはボールを保持し、罰則はインターセプトが生じた地点から適用される。
(e)オフェンスチームが自陣ゴールライン後方で反則した場合はセイフティとなる。
ノート:ボールデッドとなった地点がタッチバックとなる場合、罰則は20ヤードラインから適用される。