NFLのルールブック「OFFICIAL PLAYING RULES OF THE NATIONAL FOOTBALL LEAGUE※」を理解するための翻訳。
※NFL Football OperationsのHPで閲覧可能
6 フリーキック
6-1 フリーキックの手順
6-1-4 キャッチ、リカバリー
フリーキックのキャッチやリカバリーに対しては以下が適用される。
(a)レシーブ側の選手がボールをキャッチやリカバーした場合、前進することができる。
(b)両チームの選手が同時にボールを保持した状態でボールデッドが宣告された場合、ボール所有権はレシーブ側のチームに与えられる。
(c)キッキングチームの選手は、以下の場合にボールに適正に触れたり、キャッチしたり、リカバーすることができる。
(1)レシーブ側のチームの選手が最初にボールに触れた場合。
(2)ボールがレシーブ側のチームの制限線に触れるか越えた場合。
(d)以下の場合ボールデッドとなる。
(1)ボールがキッキングチームの選手によりキャッチあるいはリカバーされた場合。それが不正でなければその地点でキッキングチームのボールとなる。
(2)ボールがレシーブ側のチームの選手に触れずにエンドゾーン内の地面に触れた場合(タッチバック)。
(e)フィールド上のどこかでボールが止まり、どの選手もそれを確保しようとしない場合、ボールデッドとなりレシーブ側のチームのボールとなる。
ノート:
(1)相手チームの選手にバットされたり不正にキックされたボールに触れた場合は、触れていないとみなされる。このような接触は無視され、これらのバットやキックは反則となる。
(2)不正なキャッチやリカバリーについては6-2-4を参照のこと。