NFLのルールブック「OFFICIAL PLAYING RULES OF THE NATIONAL FOOTBALL LEAGUE※」を理解するための翻訳。
※NFL Football OperationsのHPで閲覧可能
11 得点
11-6 タッチバック
11-6-2 タッチバックの状況
どちらかのチームがボールに原動力を与え(3-17)、ルーズボールが相手のゴールラインを越えた場合、タッチバックとなる。
(a)相手チームがエンドゾーン内でボールを保持した場合はボールデッドとなる。
(b)ボールがゴールライン後方でアウトオブバウンズとなった場合(8-7-3-第4項-aを参照)。
(c)スクリメージキックがラインオブスクリメージを越えたところでレシーブ側の選手に触れられることなく、ボールが以下の状態になった場合。
(1)レシーブ側のゴールライン上もしくはゴールラインを越えたところの地面に触れた場合。
(2)ゴールライン上もしくはゴールラインを越えたところの地面に触れているキッキングチームの選手に触れた場合。
(3)ゴールライン上もしくはゴールラインを越えたところの地面に触れているキッキングチームの選手で、フィールドオブプレー内でプレーできる状態を回復できていない選手に触れた場合。20ヤードラインを越えたところからのフィールドゴールを失敗した場合の例外については11-4-2-bを参照のこと。
(d)適正もしくは不正なキックがレシーブ側のゴールポスト、クロスバー、アップライトに触れた場合。ただし得点が入った場合は除く。
(e)レシーブ側のゴールラインを越えたところで、空中のボールのキャッチやフェアキャッチをキッキングチームが妨害した場合(10-1および10-2)。
(f)キッキングチームの選手がフィールドオブプレー内でスクリメージキックを不正にキャッチもしくはリカバーし、ボールを保持したままゴールラインを越える、あるいは身体の一部がゴールラインに触れた場合。20ヤードラインを越えたところからのフィールドゴールを失敗した場合の例外については11-4-2-bを参照のこと。
ノート:
(1)ボールの動力源がスクリメージキックによるものであり、キッキングチームが最初に触れた地点がレシーブ側の20ヤードラインを越えたところの場合、レシーブ側はその地点でボールの所有権を得ることもできる。
(2)マフ、バット、ジャグル、または不正なキック(いずれのチー ムのプレーヤーによるものであっても)によって新たな勢いが生じ、ボールがゴールライン上、上方、または後方に送られた場合 、その原動力はキックによるものではない。3-17を参照のこと。