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3. チームの強化
3.11 ポジション別の強化方針(LB・MLB)
3.11.1 ポジションの細分類
LBとMLBの細分類を以下に示す。
【LB】
(1)Pass Coverage：パスカバー能力が高い
(2)Power Rusher：パワーで押してプレッシャーをかける
(3)Run Stopper：ギャップを埋めてランを止める
(4)Speed Rusher：スピードでディフェンスをかわしてプレッシャーをかける
【MLB】
(5)Field General：司令塔タイプ
(6)Pass Coverage：パスカバー能力が高い
(7)Run Stopper：ギャップを埋めてランを止める
それぞれのタイプの例を以下に示す(共通するものはどちらかを示す)。OVRは64で統一している。
(1)Pass Coverage - MLB (OVR64)
Speedや Zone Coverage が高い。
(2)Power Rusher - LB (OVR64)
Strengthが高い。
(3)Run Stopper - LB (OVR64)
AwarenessやTackle、Play Recognition が高い。
(4)Speed Rusher - LB (OVR64)
SpeedやAcceleration、Agilityが高い。
(5)Field General - MLB (OVR64)
平均的な感じ。
3.11.2 強化の考え方
DL同様に、主として用いるフォーメーションを3-4にするか4-3にするかによって求められる選手は変わる。3-4の場合はMLBとLB(OLB)が各2人、4-3ならMLBが1人になり、下図の選手のうち上部に「3 - 4」とあるMLBは、4-3フォーメーションのプレーを選択した場合にはメンバーから外れる。また、NickelやDimeフォーメーションの時にはOLBが削られる。
(1)3-4主体の場合
3-4の場合はDLが3人なので、OLBがラッシュをかけてQBにプレッシャーを与えないといけない。したがって、この位置に Speed Rusher や Power Rusher を置くのは有効と思われる。2枚のMLBのどちらかは Run Stopper にして中央のランに対するDLのサポートをしたい。また、MLBはミドルレンジのパスに対するカバーも求められるので、特にゾーンディフェンスを多用する場合は片方を Pass Coverage タイプにした方がいいかもしれない。
(2)4-3主体の場合
4-3の場合はMLB1人とLB2人となる。DTが2人なので中央のランはある程度DLに任せて、MLBはパスカバーの能力を重視するのがいいかもしれない。ゾーンディフェンスの時のMLBは真っ直ぐ下がってパスカバーを行い、特にCover2の時は2人のSの間を守る形になるので、パスカバーの負担が大きい。OLBについてはDLが強ければラッシュを任せてパスカバーに徹してもいいし、ストロングサイドのOLBは Run Stopper にして外のランプレーに備え、ウィークサイドのOLBは Speed Rusher にしてQBの背後を狙うといった作戦も考えられる。
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