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3. チームの育成
3.2 スキームの選定
3.2.1 スキームの特徴と固有の操作
各スキームの特徴と固有の操作を以下に示す。
(1)West Coast
1)プレーブック
ショートパス主体。ワンバックフォーメーション。RB、FB、TEへのパス。
2)典型的なプレーヤー
QB：ポケットパサー、強肩、司令塔タイプ
RB：レシーブ能力高い、つかまりにくい
WR/TE：ポゼッションタイプ、レッドゾーンに強い、スロットレシーバー
3)固有の操作：playmaker
レシーバーの進行方向をスナップ後に変更してディフェンダーの隙を突くことができる。レシーバーが走っている時にその近くでスワイプすると、レシーバーがスワイプした方向にルートを変更する。
(2)Spread
1)プレーブック
プレーアクションパス主体。ショットガン、ピストルフォーメーション。QBラン、アウトサイドのラン。
2)典型的なプレーヤー
QB：スクランブルタイプ、ポケットパサー
RB：つかまりにくい、レシーブ能力高い
WR/TE：スロットレシーバー、強い、ブロック能力高い
3)固有の操作：option play
オプションプレーでQBキープかRBへのハンドオフ・ピッチを選択できる。スナップ後はQBキープの状態になっており、「SNAP BALL」を長押しするとRBへのハンドオフ、画面右の「PITCH」をタップするとRBへのピッチとなる。
(3)Vertical
1)プレーブック
ロングパス主体。ショットガン、エンプティフォーメーション。4～5人のレシーバー。
2)典型的なプレーヤー
QB：強肩、司令塔タイプ
RB：レシーブ能力高い、ブロック能力高い
WR/TE：快足、レッドゾーンに強い
3)固有の操作：precision passing
レシーバーの正面から少しずれたところにピンポイントでパスを投げることができる。レシーバーのアイコンの上下左右に矢印があり、ターゲットのアイコンを任意の方向にスワイプすると、少しそちらにずれたところにパスが投げられる。リードボールや高めのボールを投げて、ディフェンダーとの競り合いを有利にすることができる。
(4)Smashmouth
1)プレーブック
ラン主体。ダブルタイトエンド、FBを含むフォーメーション。インサイドのラン。
2)典型的なプレーヤー
QB：スクランブルタイプ、ポケットパサー、司令塔タイプ
RB：パワー型、ブロック能力高い、つかまりにくい
WR/TE：ブロック能力高い、強い、スロットレシーバー、ポゼッションタイプ
3)固有の操作：smash
ディフェンダーを突き飛ばして走路を開くランが可能となる。スクリメージラインを越えて走り続けると、画面右の「IMPACT」ボタンのゲージが貯まっていく。ディフェンダーと接触する時に「IMPACT」をタップすると、相手を突き飛ばして走り抜ける(いつもうまくいくとは限らない)。
3.2.2 スキームの選び方
スキーム選びはチーム作りに大きく影響するため、よく考える必要がある。判断に当たって以下のような観点が考えられる。
(1)自分の好み
基本は好みで選ぶのが一番。一通り全部試してみて、自分にあったものを選ぶのがよいと思う。じっくり攻撃したいならSmashmouth、派手にパスを投げたいならVertical、自分でたくさん操作したいならSpreadといった感じで、まずは第一印象で選んで使ってみるのがよい。
(2)操作の得手不得手
前述のとおりスキーム毎に固有の操作があり、操作の複雑さも異なる。ゲーム慣れしているならどれでも問題無いと思われるが、慣れていないならSmashmouthが簡単でとっつきやすい。タイミングでボタンをタップするだけなので簡単だが、アクションゲーム慣れしているプレーヤーには物足りないかもしれない。
(3)Overdriveでの戦術
Overdriveは特殊ルールなので、それに特化した戦術が必要であり、スキーム選びも重要である。短時間でポイントを挙げないといけないので、ロングパスが多いVerticalやSpreadを選んでいるプレーヤーが多く、Smashmouthは少ないというのがこれまでの対戦の印象である。初期キャプテンはMahomesなのでスキームがVerticalになるが、特典獲得条件がタッチダウンパス3回と比較的容易でわかりやすく、Overdrive向きであると思われる。
(4)中心選手のスキームに寄せる
チームを作っていく過程で飛び抜けた能力の選手を獲得できたなら、その選手にあったスキームを選ぶのも一つの考え方である。例えばチームのOVRが80そこそこの時にOVR95のHBを入手したら、ラン主体のSmashmouthを選んでおくとチーム強化がスムーズになりそうである。走力のあるQBが手に入ったらSpreadがいいだろうし、快足WRがいるならVerticalにしておけば得点チャンスが増えそうである。逆に、選んだスキームにあった選手を集めていくこともチーム作りにおいては重要である。
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